[富里湖森林公園キャンプ場] ブログ村キーワード

昨年６月に発症した椎間板症も、年をあけて、ようやく改善の兆しが見えてきた。
椎間板症と診断された翌月の7月、呼人浦でOgawaのアルバーゴを設営しているさなかに症状が悪化した時は、さすがにもう完治は難しいと思っていただけに、春を迎えるこの時期までに理学療法や運動によるリハビリの効果が見えてきたのは嬉しいかぎりだ。

　現在のオホーツクは、雪が降ったり、夜はシバれたり、昼間は天気が緩んだりを繰り返しているけれど、上空の寒い空気と暖かな空気が入れ替わる特有の気圧配置であるので、春が少しずつ近づいている証拠でもあり、少しワクワクとした気持ちになる。

オホーツク近郊のキャンプ地が開くのは早いところで４月下旬～５月上旬。いくら春といっても、山間部のキャンプ場の夜は氷点下近くまで下がるので、とにかく寒い。それでも、運が良ければ５月の上旬に桜の木の下でキャンプをしたいと思うが、オホーツクの桜開花は例年5月中旬頃である。
しかし、そんなオホーツクであっても２００８年の春はいつもの年に比べて暖かな陽気であり、なんとめずらしいことか、ゴールデンウィークの真っ只中に桜が開花したのだった。
　２００８年５月３日に北見市富里湖森林公園キャンプ場にテント泊した我が家は、キャンプ場の２００８年シーズン第１号のテント宿泊者だった。
サイト内には、きれいな花がついた桜の木がバランスよく植えられており、桜越しから眺める富里湖は言葉では表せない風情を感じさせていたことを思い出す。
さすがに朝晩の冷え込みが厳しいこの時期には、我が家の他にキャンプをしている者はいないため、桜が映えるサイトを独り占めしたかのようなキャンプだった。
昼間は暖かな陽気に包まれていても、朝晩の冷え込みは当然のごとく厳しく、防寒服、毛布、湯たんぽ、カイロ、などひととおりの装備をしていっても、なぜか寒さが体の内側まで伝わってくるような感覚を覚えた。
なぜだろう・・・。所詮はファミリーキャンプなので、確かに道具もそれほどの物は揃えていない。いろいろと考えてみたら、やはり最終的にはテントが原因かなと・・・。写真のテントは15年程前にホームセンターで安く購入したテント。インナー部分は所々が破れており、風が吹けば冷気がさりげなく入ってきていたようだった（苦笑）。道具に拘りはなくても、この時は、テントだけはいずれ良いものを購入しようと思った瞬間だった。
さて、今年のオホーツクの春はどうなるのか・・・。