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2009.11.12 Thu
[和寒町] ブログ村キーワード
呼人浦キャンプ場でのアルバーゴ設営練習とデイキャンプからしばらく経ちました。
腰のリハビリを地道に行い、本調子ではないにしても、そろそろどこかに行きたいと思っていた頃でした。仕事の状況も考えながら、そして、子供たちの夏休み中に1度はキャンプに連れて行ってあげたいという思いもあり、8月2日から5日の3泊4日でキャンプに行ったのでした。
天気は相変わらず不安定。天気予報とにらめっこしながら直前まで行き先に悩みましたが、旭川方面が比較的安定していそうな天気であったため、一度は行ってみたいと思っていた和寒町南丘森林公園キャンプ場に行くことにしたのでした。
現地に着くまでは時折激しい雨脚に見舞われ、たしか天気予報ではそれほど雨が強くなる予報ではなかったのに、と思いながら、現地に到着したのでした。
現地に着くと、雨はぽつぽつと降っており、何組かのキャンパーがテントを張っていました。
管理棟で受付を行いましたが、管理棟の方と少しお話をしたところ「今年は天気が悪いからキャンプ場が賑やかになることはないねぇ。学校が夏休みシーズンでもこれだから。いつもの年ならキャンプしている人も多いんだけどねぇ。まぁ好きなところにテントを張ってよ。なんぼでも泊まっていいからゆっくりしていきな」とお声をかけていただきました。
雨がずっとふっていたせいもあり、なるべく水はけの良さそうな場所を探しがてら、キャンプ場の様子を見て回りました。このキャンプ場は南丘貯水池にあるのですが、この貯水池は人工的に作られたとは思えないほど自然度の高い場所です。とにかく美しい景観なのです。
ここはオートサイトで1泊2,000円。円形で8区画に分かれた炉つきのサイトでした。ただし、一区画が狭いような気がします。
私たちはオートサイトではなくフリーサイトにテントを張ることに決めていたので、ここは素通りしました。ちなみにフリーサイトは1泊(1張)1,000円です。
見づらいとは思いますが、オートサイトの前には水生植物園といわれる場所があります。池の中に橋渡しがしてあり、その周囲に水生植物が生えています。この時は立ち入り禁止になっていました。おそらく雨が続いていたので水位が上がっていて危険だったのでしょう。
水はけの良い場所を探して周り、フリーサイトの奥の湖畔に円形のインターロッキングを施した広場がありました。この付近は明るくて、天気が回復すれば地面やテントも乾きやすそうな場所であり、そして、目の前に美しい貯水池の景観が広がっているのが魅力的だったので、すぐにこの場所にテントを張ることに決めたのでした。カヌーポートらしきものがあるので、カヌーをしながらキャンプをする人には最高の場所なのでしょう。
しかし、荷物運びの苦労は仕方がありません。特に腰が完治していない私にとってはほんの少しきつい作業ではありました。
池の脇には水生植物と一緒にきれいな花が咲いています。8月という時期もあり、いろいろな種類のトンボがあたりをたくさん飛んでいます。
貯水池の周囲には約4キロの遊歩道があります。とても自然度が高く、クワガタやカブトムシ、セミなど様々な昆虫を普通に見かけます。
貯水池の反対側から私たちのテントを張った場所を眺めてみました。
遊歩道の途中にはこのようなせせらぎ川も造られており子供たちの水遊びができる場所があります。
この近くには多目的広場があり、思いっきり好きなだけボールをけったり投げたりできる場所があります。
夕方になると、テントを張っているのは我が家だけになりました。
どうやら、今晩は私たちだけになりそうな気配。
管理人さんも仕事を終え、管理棟からいなくなると、思ったとおりこのキャンプ場には私たちだけとなりました。
夜は雨がぽつぽつと降ったり止んだりの状況で、目の前の貯水池から「蛙の大合唱」が朝方までキャンプ場内に響き渡ります。
朝、水鳥の声で目を覚ますと、空はやはり曇り空。8月ではあるけど朝方は少し冷え込みがあるので、フリースなどの暖かい衣類がありがたいと感じます。
そんな時、息子が大きな声をあげました。テントのすぐ近くにあった外灯の下あたりに立派な雄のカブトムシを発見したのです。
実はこのキャンプ場に3泊したのですが、2泊目の夜からは、親子連れで夜中にカブトムシやクワガタを採取している人を多く見かけました。おそらく旭川あたりから来ているのかもしれませんが、天気が良くて暖かい時期にはこのような楽しみ方ができるキャンプ場なのでしょうね。
2日目から天候が徐々に回復してきました。テントは濡れているのでもちろんもう一泊するつもりで準備してきています。
天気が良くなれば、目の前の南丘貯水池の表情もさらに美しく変化していきました。
テントを出るときれいな景観が広がってきます。
テントの目の前に広がる風景。
天気が良くなれば、同じ遊歩道を歩いても違った景色を楽しむことができます。
けっきょく、この美しい自然の中でまったりと過ごしたくなり、3泊してしまったのでした。
管理人さんに毎朝ご挨拶するたびに、「今日もゆっくりしていってや」とやさしいお声をかけていただきました。
さて、このキャンプ場はすばらしく管理が行き届いているので、小さいお子さん連れのキャンプでも問題なく過ごすことができるでしょう。いろいろな種類の昆虫採取もできるので子供さんも満足できるのではないでしょうか。連泊でも旭川や剣淵に近いことから食料品の調達や入浴には困りません。
またもう一度行きたいキャンプ場のひとつですね。
(つづく)
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呼人浦キャンプ場でのアルバーゴ設営練習とデイキャンプからしばらく経ちました。
腰のリハビリを地道に行い、本調子ではないにしても、そろそろどこかに行きたいと思っていた頃でした。仕事の状況も考えながら、そして、子供たちの夏休み中に1度はキャンプに連れて行ってあげたいという思いもあり、8月2日から5日の3泊4日でキャンプに行ったのでした。
天気は相変わらず不安定。天気予報とにらめっこしながら直前まで行き先に悩みましたが、旭川方面が比較的安定していそうな天気であったため、一度は行ってみたいと思っていた和寒町南丘森林公園キャンプ場に行くことにしたのでした。
現地に着くまでは時折激しい雨脚に見舞われ、たしか天気予報ではそれほど雨が強くなる予報ではなかったのに、と思いながら、現地に到着したのでした。
現地に着くと、雨はぽつぽつと降っており、何組かのキャンパーがテントを張っていました。
管理棟で受付を行いましたが、管理棟の方と少しお話をしたところ「今年は天気が悪いからキャンプ場が賑やかになることはないねぇ。学校が夏休みシーズンでもこれだから。いつもの年ならキャンプしている人も多いんだけどねぇ。まぁ好きなところにテントを張ってよ。なんぼでも泊まっていいからゆっくりしていきな」とお声をかけていただきました。
雨がずっとふっていたせいもあり、なるべく水はけの良さそうな場所を探しがてら、キャンプ場の様子を見て回りました。このキャンプ場は南丘貯水池にあるのですが、この貯水池は人工的に作られたとは思えないほど自然度の高い場所です。とにかく美しい景観なのです。
ここはオートサイトで1泊2,000円。円形で8区画に分かれた炉つきのサイトでした。ただし、一区画が狭いような気がします。
私たちはオートサイトではなくフリーサイトにテントを張ることに決めていたので、ここは素通りしました。ちなみにフリーサイトは1泊(1張)1,000円です。
見づらいとは思いますが、オートサイトの前には水生植物園といわれる場所があります。池の中に橋渡しがしてあり、その周囲に水生植物が生えています。この時は立ち入り禁止になっていました。おそらく雨が続いていたので水位が上がっていて危険だったのでしょう。
水はけの良い場所を探して周り、フリーサイトの奥の湖畔に円形のインターロッキングを施した広場がありました。この付近は明るくて、天気が回復すれば地面やテントも乾きやすそうな場所であり、そして、目の前に美しい貯水池の景観が広がっているのが魅力的だったので、すぐにこの場所にテントを張ることに決めたのでした。カヌーポートらしきものがあるので、カヌーをしながらキャンプをする人には最高の場所なのでしょう。
しかし、荷物運びの苦労は仕方がありません。特に腰が完治していない私にとってはほんの少しきつい作業ではありました。
池の脇には水生植物と一緒にきれいな花が咲いています。8月という時期もあり、いろいろな種類のトンボがあたりをたくさん飛んでいます。
貯水池の周囲には約4キロの遊歩道があります。とても自然度が高く、クワガタやカブトムシ、セミなど様々な昆虫を普通に見かけます。
貯水池の反対側から私たちのテントを張った場所を眺めてみました。
遊歩道の途中にはこのようなせせらぎ川も造られており子供たちの水遊びができる場所があります。
この近くには多目的広場があり、思いっきり好きなだけボールをけったり投げたりできる場所があります。
夕方になると、テントを張っているのは我が家だけになりました。
どうやら、今晩は私たちだけになりそうな気配。
管理人さんも仕事を終え、管理棟からいなくなると、思ったとおりこのキャンプ場には私たちだけとなりました。
夜は雨がぽつぽつと降ったり止んだりの状況で、目の前の貯水池から「蛙の大合唱」が朝方までキャンプ場内に響き渡ります。
朝、水鳥の声で目を覚ますと、空はやはり曇り空。8月ではあるけど朝方は少し冷え込みがあるので、フリースなどの暖かい衣類がありがたいと感じます。
そんな時、息子が大きな声をあげました。テントのすぐ近くにあった外灯の下あたりに立派な雄のカブトムシを発見したのです。
実はこのキャンプ場に3泊したのですが、2泊目の夜からは、親子連れで夜中にカブトムシやクワガタを採取している人を多く見かけました。おそらく旭川あたりから来ているのかもしれませんが、天気が良くて暖かい時期にはこのような楽しみ方ができるキャンプ場なのでしょうね。
2日目から天候が徐々に回復してきました。テントは濡れているのでもちろんもう一泊するつもりで準備してきています。
天気が良くなれば、目の前の南丘貯水池の表情もさらに美しく変化していきました。
テントを出るときれいな景観が広がってきます。
テントの目の前に広がる風景。
天気が良くなれば、同じ遊歩道を歩いても違った景色を楽しむことができます。
けっきょく、この美しい自然の中でまったりと過ごしたくなり、3泊してしまったのでした。
管理人さんに毎朝ご挨拶するたびに、「今日もゆっくりしていってや」とやさしいお声をかけていただきました。
さて、このキャンプ場はすばらしく管理が行き届いているので、小さいお子さん連れのキャンプでも問題なく過ごすことができるでしょう。いろいろな種類の昆虫採取もできるので子供さんも満足できるのではないでしょうか。連泊でも旭川や剣淵に近いことから食料品の調達や入浴には困りません。
またもう一度行きたいキャンプ場のひとつですね。
(つづく)
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